エメリヤエンコ・ヒョードル。格闘技ファンなら誰でもその名は知っていることと思います。
初来日は確か2000年。リングスのバトルジェネシスという後楽園の大会でした。
当時リングスでロシアの選手といえば、そのほとんどがサンボの使い手。そのためヒョードルもどちらかといえば、組み技、寝技系、いまでいうグラップラーと思われていました。
ところがそのヒョードル。デビュー戦の決まり手はKO。打撃で倒してしまったんです。ほぼほぼ秒殺でした。
で、次戦はKOKトーナメントで、ヒカルド・アローナと対戦します。このアローナ戦では多くの下馬評を覆し、見事判定勝利。アローナのグラップリングにも見事対応し、つまり、打撃もできるし寝技もできるという評価をも勝ち取ります。
それ以降は怒涛の快進撃。60億分の1、世界最強の男の称号を得るに至りました。
自分もヒョードルの試合を生で何度か見たことありますが、いずれも圧巻の強さというか、そつがなく、かつ強烈な存在感はやはりガチで凄かったです。
そして2019年現在、何度か敗北もありましたが、まだ本人は現役を続行する意思があるようです。あと何回ヒョードルの試合を見れるかわかりませんが、最後まで応援していきたいですね。