UWFと一口に言っても、それぞれの団体、それぞれの選手によってさまざまな違いがあります。
団体という切り口で言えば、前田リングスにおけるリングススタイル、藤原組によるプロフェッショナルレスリング、そしてUインターにおける回転体。
そして興味深いのが、選手たちもそのカラーのUWFスタイルとなるという点。
例えば船木選手のUスタイルは、新生UWFから藤原組を辿ったスタイルです。その証拠にインターのようにクルクル回転体になることはあまりないですし、どちらかといえば武骨なイメージですね。
また前田選手のリングススタイルも非常に独特です。いわゆるプロレス的な技をどんどん削ぎ落していき、格闘技傾向が一番強いUWFスタイルがリングスだと思います。
では今回グレイトに参加する田村潔司選手のUWFはどんなスタイルかといえば、これはもうUインターのスタイルですね。回転体と称される、スピィーディーな動きが特徴的です。
ちなみにグレイトのUルールが原点方式なのもUインターの試合形式です。
また田村選手は2000年代プライドにも参戦。
予約ブログでも掲載されていましたが、プライドには多数のUWF戦士たちが参戦しました。
こういった経験を経て、田村選手のUWFスタイルはどのように進化したのか、この点も興味深いです。